国試や主任者試験の勉強をしていると、覚えることが多すぎて嫌になってきませんか?
私も、学生時代には「アンキパン」(ドラえもんに登場する、暗記したいものを写して食べると、かんたんに覚えることができるひみつ道具)がほしい!とよく思っていました
ですが、実際にはないので自分の努力でどうにかするしかありません
できるだけ簡単に、できるだけ早く、効率的に覚えていきたいですよね
この記事では、大学2年の時に第1種放射線取扱主任者試験に合格した私が実践していた暗記方法を紹介していきたいと思います
「2年で1種に合格するなんて、もともと勉強ができるんだろう」と思われるかもしれませんが、私は国立大学に落ちていますし、私より勉強ができる人はたくさんいます
それでも、今から紹介する暗記方法のおかげでよりたくさんの知識を定着させることができました
みなさんもぜひ、マネしてみてください!
こんな人に読んでほしい!
- 効率よく暗記したい人
- 勉強量の割に、知識が定着しない人
- 勉強してるのに過去問が解けるようにならない人
キーワードはアウトプット
最初に結論をお伝えします
効率的に暗記するには、インプットのみで終わりにせず、「アウトプットまでセットで」行うことが超重要です!!
暗記というと、参考書を何度も読んでマーカーを引いたり、ノートに見やすくまとめたりすることを思い浮かべる人も多いかもしれません
これは、脳に対して「こんな知識を覚えてね」と詰め込んでいる段階です(インプット)
ここで終わりにせず、「脳から知識を引き出してあげる」こと(アウトプット)までをセットにすることで、効率よく暗記することができるようになります
効率的な暗記方法4STEP
順番に紹介していきます
STEP1 キーワードに線を引きながら読む
STEP2 自分なりにまとめる
STEP3 白紙に書き出す
STEP4 もう一度確認する
STEP1 キーワードに線を引きながら読む
まずは、区切りのいいところまで、キーワードに線を引きながら参考書を読んでいきます
参考書に書き込みはせず、きれいなままにしておきたいという人もいるかもしれませんが、ガンガン書き込むことをおすすめします
STEP2 自分なりにまとめる
線を引いたキーワードを中心に、参考書の文を写すのではなく、自分なりにまとめてみましょう
イラストや図も用いてオッケーですが、まとめる作業に時間をかけすぎないように注意してください
ここまでがインプットです
STEP3 白紙に書き出す
ここが一番大事なところです。いよいよアウトプットです
いらないプリントの裏やコピー用紙など、なんでもいいので白い紙を用意してください
そこに、参考書やまとめた紙を見ないで、今までインプットしてきた知識を書き出してみましょう
この紙は見返すことはないので、なぐり書きで大丈夫です
書き出している途中で、「あれってなんだったっけ?」となった事柄も、後で確認できるようにメモしておくといいと思います
STEP4 もう一度確認する
書き出し終わったら、書いた内容はあっているか・不十分なところはないかなど、自分でまとめた紙で確認します
最初は、「あれ?意外と思い出せないな」と思うかもしれません
ですが、STEP3,4を繰り返していくうちにだんだんと知識が定着していくはずです
この暗記方法が効率的な理由
- 「勉強した気になってるだけ」を防ぐことができる
- 後でアウトプットするぞと思いながら読んだほうが定着しやすい
STEP3でインプットした知識を書き出すので、
ということを防ぐことができます
また、ただ参考書を読むよりも、「後でアウトプットしなければ」と自分で自分にプレッシャーをかけながら読むことで、知識が定着しやすくなります
まとめ:アンキパンがなくても大丈夫
暗記で大事なのはアウトプット。アウトプットは白い紙があればできます
覚えることが多く、くじけそうになるかもしれませんが、一歩一歩合格へ近づいていきましょう!